家畜運搬車のウインチ式スロープ(ゲート)の構造
家畜運搬車のウインチ式スロープ(ゲート)の構造
完成したスロープはこの様に開きます。
格納すると、2枚に折れます。理由は勾配に合わせてスロープを作るために長すぎると1枚では作れない為です。
走行中にスロープがバタつかない様に完全に挟んで止めます、追加でかんぬきを取付て保険をかけます。
今回はウインチ式で鳥居に補強を入れて取付てウインチで引っ張るようにします。
ウインチの電気のスイッチ、長期間使わない時は切ってバッテリーの消耗を防ぎます。
ウインチはラジコン式ですが、予備でウインチのリモコン用(有線)の線を取り付けます。
シャーシはステンレスの角パイプとアングルで製作します。鉄に比べ強度がある分、重くなるので材料選びが重要です。
2枚折れの継ぎ目に、足を作り補強します。格納時にバタつかない様に、あたりゴムを取り付けます。
補強の足を出すと、この様になります。
床はアルミのシマ板と角アルミの棒です、ステンレスと溶接できないので、ビス・ボルト・リベットで取り付けます。
角アルミの棒は運搬する家畜で違いますが、今回は牛ですのでこの様な感じです。
ビス・ボルト・リベットで取り付けは、壊れない様に間隔を狭めて沢山打ちます。
完成して納品の写真です。