ディーゼル エンジン水周りの点検修理

    ディーゼル エンジン水周りの点検修理 トラックのエンジンは非常に強いのですが、よくラジエーターなど水回りのオーバーヒートトラブルでエンジンのクランクシャフトが歪んだ、ヘッドが曲がったなどのエンジンの破損トラブルが起こります。
    その為に、予防策としてサーモスタット、ラジエーター、ウォーターポンプなど水回りのオーバーホールが有効です。
    ここではKK-ZXU352T S05Cを参考として使います。

    エンジンの水回りの部品を図面と目視で確認します。
    エンジン水周りのオーバーホール(点検修理)1

    水回りの部品を取り外します。ラジエーター内部の腐食具合も確認します。エンジン内から出るクーラントの色、サビの混じり具合で大まかに判断できます。
    エンジン水周りのオーバーホール(点検修理)2

    燃料フィルター部分も外します。
    エンジン水周りのオーバーホール(点検修理)3

    パイプやホース類もすべて外し、ダメな部品を確認します。
    エンジン水周りのオーバーホール(点検修理)4

    サーモスタット、パッキン、ウォターポンプなど交換のためにすべて外します。
    エンジン水周りのオーバーホール(点検修理)5

    水回りのホースを外します。
    エンジン水周りのオーバーホール(点検修理)6

    古いサーモスタットと新しいサーモスタット。
    エンジン水周りのオーバーホール(点検修理)6

    消耗部品を確認してから元通りに組み上げます。
    エンジン水周りのオーバーホール(点検修理)6

    冷却の仕組み

    トラックが走ると風が当たりラジエータ内の冷却水は冷やされります。 冷えた冷却水はラジエータのホースを経由し、エンジン内にあるパイプ・ホース(ウォータージャケット)へと循環されます。 エンジン内に入った冷えた冷却水は、燃焼によって熱くなったエンジンの熱を奪います。 そしてエンジン内で水温が上昇し、エンジンの熱を奪った高温の冷却水はラジエータ内へともどり、また風に当たって冷やされます。 冷却水がエンジンとラジエータを循環する事で熱を奪い、ある程度の温度が保たれるのです。 水は100度で沸騰してしまいますが、エンジン内の水温は100度に達する可能性は非常に高いです。 沸騰した時に発生する泡は、密閉されている所で発生すると破裂し、ラジエーターを破損する可能性があります。 そこで、水が100度では沸騰しないように加圧しているのです。 ダンプカーなど土ぼこりの多い土地で使う車はラジエーターが土ぼこりでつまってしまい、冷却機能が落ちている場合があります。 そのままにしておくとオーバーヒートの原因になりますので、水道水をホースで流し、ラジエーターのコア(網目)を洗浄して下さい。 エアコンのコアも同様です、洗浄するとよく効くようになります。

    有限会社フリーマーケット123

    中古トラック買取・販売
    〒576-0017 大阪府交野市星田北6-4345-2

    当社地図(YAHOO MAP)


    TEL:072 - 894 - 0020(9:00~20:00)
    FAX:072 - 894 - 0019
    E-MAIL:kume@truck123.co.jp
    ご質問等のお問い合わせは:090-3991-7101まで


    トラック123の各ページ一覧へ(リンクリスト)

このページ最上部へ

このページ最上部へ